“ほっとけない”をほっとかない。 | マニキュアが乾くまで…

“ほっとけない”をほっとかない。

ようやく、ホワイトバンドをGETしました。


ホワイトバンド

     ほっとけない  (参照 http://hottokenai.jp/




今まで、

どこ行っても品切れで、

“ない・ない・ない♪”の「NAINAI16」状態。



今日、

追加入荷すると聞き、一路タワレコへ。






さっそく付けて帰ってきた。




ホワイトバンドと私の腕




ゴム製でかなり軽いです。


が、かなりデカイです(フリーサイズなので)。



特に女の子は、

時計やバングルと重ね付けしないと落ちちゃうかも。



それから、
“子供でも買えるように”って300円にしたんなら、

キッズサイズ作ってもいいのになァ~と思った。






にしても、

皮肉なことに、

このキャンペーンが始まって間もなく、ロンドンでテロが起こった。



しかし、

テレビで放送される映像を見て、

驚いたり怖がったりしても、私は自分の命や生活の危険を感じない。




テロも貧困も、あちらの世界の話だ。




それは、

単に国と国との物理的な距離の問題ではなく、

豊かで平和な環境で生まれ育ったことが齎す、心理的な距離の問題だろう。

と、

ドイツに留学中の友人の話を聞いて、思った。




私は、

「近くに住んでると不安だろうな~」

と思っていたが、友人は「まったく危機感がない」と言っていた。



「すぐ側でテロがあったのに、自分は大丈夫だと思っている」と。


それは、

彼の周りの裕福なアジア人留学生たちも同じだという。




どこに住んでいようと、

明日が保障された生活がある限り、当事者の実感はわかない。


たとえ近隣国で悲惨な事件が起きようと、あちらの世界なのだ。




この感覚を根底から覆すことは難しい。


私にも友人にも彼の周りの留学生にも、

『不幸なことに、不幸なことがなかった』





このキャンペーンは、

いわば、不幸を知らない人たちが不幸な人たちを救う活動だ。



恐らく、

偽善だとか驕りだとかチャラチャラしてるだとか、批判する人もいるだろう。



実際、

あれだけ世界のビッグスターたちが勢揃いすれば、

誰だって流行のファッションアイテムと同じ捉え方をするに決まっている。





だから、

このキャンペーンの1番の目的は、キャンペーンにしないことだ。

(てか、なんで期間限定販売にしたんだろ…?)




1年後、

街でホワイトバンドを付けてる人を見て、

「懐かしい~!あれ流行ったよね~。」なんて会話をしないように。



“ほっとけない”気持ちを、ほったらかしてしまわないように。